スノーボードは昔、映画になると途端にチャラかった

 『クールボーダー』(原題:Out Cold)なんていう映画が16年前にあったということを知ってるスノーボーダーはどれくらいいるんだろう。映画が全米で公開されたのは2001年のこと。当時のトップライダーはケビン・ジョーンズやマーク・フランク・モントーヤ、トレバー・アンドリューなどパークライダー全盛期。そんな時期の映画に出てくるスノーボーダーのイメージはおバカで酒好きのチャラいパーティー野郎ばかり。実際、リアルなプロライダーたちも世界中のホテルやバーなんかで、酒を飲んで大暴れしたなんて記事をよく読んだ。映画のストーリーはアラスカのリゾートがどこかのお金持ちに買われるかもという噂が広がり、自由に遊べなくなるかもという危機的状況から始まる。内容自体は大したことないけど、ビールジョッキに入ったビールをこぼさずにどちらが速く滑り降りれるかなんてシーンがあったり、ジェットバスの排水口にアソコが吸い込まれて大変なことになったり。とにかくおバカなコメディエンターテインメント作品。その映画の中にプロライダーが出演していることでも話題となった。いちばん出番が多かったのはトッド・リチャーズで元エクストリーム・スキーヤーの医者役を演じていた。そして日本人プロスノーボーダー役でライオ田原も役者として登場している。他にもタラ・ダキーデスやデバン・ウォルシュなんかも滑りの映像でスタント出演しているので、ライディング映像もかなり見応えあり。彼らの慣れない演技も見どころのひとつ。
 そういえば、過去にはトム・シムスが007シリーズの作品にスノーボードスタント役で出演していたのは有名なハナシ。他には『ハートブルー』(原題:Point Break)のリメイク作、2015年の『X-ミッション』にはマイク・バシッチ、ザビエル・デ・ラ・ルー、ラルフ・バックストローム、ルーカス・デバリ、ルイ・ヴィトがスタントで出演していた。その映像はかなり攻め攻め。一方、日本ではスノーボードを題材にしたムービーはあまり無い。ただ元スノーボーダーが大人な話題作を出して、ネットニュースになってたことはあったっけ。

-AY

 


『クールボーダー』は今見ても十分楽しめるエンターテイメント作品。ちなみにゲームの「Cool Boarders」とは何も関係はないです。

 


原題でピンと来た人もいるかも知れないけど、この映画はキアヌ・リーブスが出演していた1991年の『ハートブルー』のリメイク作品。

 


キアヌ・リーブスが出演した1991年の『ハートブルー』は隠れた名作。見てない人はぜひ見てもらいたい。とくにラストシーンがグッとくる。ちなみにスノーボードのシーンは無い。

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DEELUXE
SIMS

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